TOKYO MX「堀潤激論サミット」に、当協会事務局長の石村卓也が出演いたしました。

放送日時:2025年8月14日(木) 午後9:00〜午後9:30
放送局名:TOKYO MX
番組名 :堀潤激論サミット
     「消費者を欺くウェブサイト“ダークパターン”への対策は?」
出演者 :事務局長 石村卓也

「堀潤激論サミット」にて、ダークパターンへの対策や、ダークパターン対策協会の取り組みについてお話させていただきました。


旅行サイトや健康食品等のオンラインショッピングをはじめ、様々なWebサイトに見られるダークパターンの手法を解説しました。


欧米では、ダークパターンに対して包括的な規制を基に、当局による提訴、罰則等を通じて対応が強化されています。
一方、日本では法律による線引きが難しいこともあり、欧米のように直接的な対応を取ることが困難な状況です。


現状は、ダークパターンに対して、法律により直接的、包括的に規制をすることが難しい状況から、民間主体の取り組みが必要と考え、ダークパターン対策協会を設立し、「NDD(Non-Deceptive Design)認定制度」を立ち上げました。


中立な第三者が、ダークパターンを用いていない誠実な事業者のWebサイトを審査・認定し、認定を受けたサイトに表示される認定マークが、信頼できるWebサイトの目印になります。


実際に消費者がオンラインサービスやWebサイトでダークパターンに遭った際の情報提供を受け付ける窓口として「ダークパターン・ホットライン」を設置しています。
いただいた情報をもとに最近横行しているダークパターンの注意喚起を行う他、法令違反に該当する悪質なケースの場合、関係省庁に連携します。


ダークパターンから消費者を守るにはどうすれば良いか、ご出演の皆さんと意見交換を行いました。
矢代英輝さん「消費者庁と公正取引委員会を統合して日本版のFTCが必要」
伊藤聡子さん「悪質なダークパターンの企業を公表して欲しい」
能條桃子さん「消費者(市民)が権利として企業に文句を言えるようになるべき」
事務局長 石村卓也「見える信頼と考える力の両輪で取り組もう」
堀潤さん「広告に慣れるな。消費者ではなく生産者目線を持ってみては」


「堀潤激論サミット」の番組ページ
https://s.mxtv.jp/bangumi/program.html?date=20250814&ch=1&hm=2100