一般社団法人ダークパターン対策協会は、このたび、ダークパターン対策ガイドラインver1.0からver1.1に改訂し(以下、ver1.1を本ガイドライン)、一般公開いたしました。

本ガイドラインは、当協会が今後運営開始を予定しているNDD(Non-Deceptive Design)認定制度における審査対象項目を示すと共に、誠実な事業者に求められる非ダークパターン実装や組織的対策について詳細に解説をしています。
NDD認定制度とは、中立な第三者が、ダークパターンを用いていない誠実な事業者のWebサイトを審査・認定し、改ざんできないロゴマークを付与する制度で、消費者が安心できるWebサイトを判別できる目安などを提供するための制度です。

当協会では、ダークパターン対策ガイドライン ver1.0(以下、旧ガイドライン)を多くの有識者と一般企業の皆様に加え、オブザーバーとして消費者庁、総務省、個人情報保護委員会、経済産業省の政府関係者の皆様に参加いただいた分科会での議論・検討を経て策定し、2025年1月30日に一般公開しました。一般公開後、2025年1月30日~3月5日まで意見公募を実施しておりました。
本ガイドラインは、意見公募によりいただいたご意見をすべて慎重に検討し、必要に応じてご意見の内容を反映したものになります。意見公募に際し、皆様より多くの貴重なご意見・ご提案をお寄せいただき、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。