NDD認定制度とは?
ダークパターン(※消費者を意図的に誤認・誘導させる不適切なデザイン)を用いない誠実なWebサイトを、第三者が客観的かつ中立的に審査し、基準を満たしたサイトに改ざん防止機能を備えた認定マークを付与する制度です。本制度は、消費者の意思決定の自由を守り、誠実な事業者の努力を「見える化」することで、デジタル社会全体の信頼性と健全性を高めることを目的としています。
NDD認定の位置づけについて
NDD認定は、認定審査時点におけるWebサイトの表示内容および、ダークパターンを防止・是正するための組織的体制・運用ルールが適切に整備・運用されていることを確認するものです。
したがって、本認定は、当該Webサイトが将来にわたって一切ダークパターンを含まないことを保証するものではありません。
一方で、NDD認定においては、当該ドメインを管理・運営する組織が、問題が発覚した場合に責任をもって対応し、速やかに是正措置を講じる体制およびルールを保持していることを重視して審査しています。
認定後にダークパターンに該当する表示や設計上の問題が確認された場合、当協会は当該事業者に対し是正を求め、原則として30日以内に改善が行われない場合には、NDD認定を取り消します。
NDD認定審査について
審査は、以下の3段階で構成されます。
1.事業者による自己審査:「自己審査チェックシート」に沿った事業者の自己審査
・自己審査チェックシートとは、ダークパターン対策ガイドラインに沿ってWebサイトの自己審査が出来るシートです。
https://www.ndda.net/guideline/
2.認定審査機関による1次審査:自己審査の実施状況を確認
3.ダークパターン対策協会の企業審査局による最終審査:合格後、認定マークを付与
認定の有効期間は、認定取得後1年間です。翌年以降も毎年の更新審査に合格することで認定を継続いただくことができます。

審査対象範囲(スコープ)※
認定を受けるためには、以下の項目が審査されます。
必ず審査対象
■ 組織的対策:ダークパターン撲滅には責任ある企業体制が不可欠
(審査項目例)
・組織横断的にダークパターン防止にコミットする責任者がいるか
・ダークパターンが発覚した場合、速やかに修正、改善措置を講じるルールが定められているか
対象サイトの機能によって審査対象
■ クッキーバナー:個人情報詐取の入口になりやすい
(審査項目例)
・「拒否」や「クッキー設定」など、「同意以外の選択肢が明示されているか
・クッキーにより収集される情報や、その情報の利用目的などがわかりやすく記載されているか
■ 購入前最終確認画面:金銭的被害に直結する
(審査項目例)
・契約条件などの重要情報が明示されているか
・定期購入契約の場合、1回限りの購入のように誤認を招く表示になっていないか
※本審査対象範囲は、現行のNDD認定制度(バージョン1.1)に基づくものです。今後は、個人情報の取り扱いや商品・サービス説明画面におけるダークパターンについても、定量的な評価基準の整備を前提に、順次審査対象に含めていく予定です。
NDD認定マークの表示と実装
NDD認定マークは、以下3種類の認定範囲を示すアイコンとの組み合わせでWebサイト上の該当箇所に表示が可能です。
・組織的対策:組織的対策を説明するページ(非財務情報ページ等)で提示可能
・クッキーバナー:クッキーバナー上に提示可能
・購入前最終確認画面:購入前最終確認画面で提示可能
認定マークのイメージ
■ 組織的対策の説明ページに表示する認定マークのイメージ

■ クッキーバナーに表示する認定マークのイメージ

■ 購入前最終確認画面に表示する認定マークのイメージ

認定マーク表示の仕組み・認定情報表示画面
Webサイト上のNDD認定マークをクリックすると、認定番号・認定範囲・ダークパターンについて疑義がある場合の事業者への問い合わせ窓口等の詳細情報がポップアップ、又は当該情報ページに遷移します。消費者へ認定に関する詳細情報を提供するとともに、認定マークを改ざんしにくい仕様としています。
認定マークのランク
認定マークは、初年度は「BRONZE」からスタートし、翌年度の更新で「SILVER」、さらにその翌年度の更新で「GOLD」へと認定ランクが上がっていきます。
お問い合わせ先
ご不明点やご質問は、enquiry@ndda.net 宛にお気軽にご連絡ください。